1人アジャイル
1人アジャイル
アジャイルの本質って
アジャイル(すばやい・俊敏な)と言葉からも分かるように、「いかに短い期間で仮説検証のプロセスを回せるか」というのが本質という話を聞きました。
https://open.spotify.com/episode/4XxazWssiQyVocnaIUu9J7?si=9221dca6a64347cb
自分はふんわりとした理解で「合意形成を取って進めていくもの」「チームビルディングをしっかりして進めていくもの」「顧客のことを第一に考えるもの」とアジャイルを誤解していたと思います。
そこで考えたのが、「仮説検証のプロセスを短い期間で回す」ことが本質であるのであれば、これって個人レベルにも落とし込めることが可能だと思いました。
イテレーションの中で仮説検証を繰り返す
スクラムではスプリントの終わりにレトロスペクティブがあります。
これはスプリントの終わりに行なう反省会のことで、ここでYWT(やったこと・わかったこと・次にやること)やKPT(Keep, Problem, Try)を考え、これからを見直して、目標にむきなおる会のことです。
「みんなでやるものだから一人ではできない」と考えていましたが、本質から考えるに「一人でも十分実施可能」ということがわかりました。
たとえば、1日というイテレーションを定め、個人レベルで「ふりかえり」を行なうことです。
自分の中に内在する「良くない習慣」や「今日の失敗」を省みることができ、明日に向かって「これはこうしたほうがいいんじゃ?」という仮説を建てることができるため、明日に「検証」ができることになります。
これは「日」というイテレーションで区切っていますが、もっと小さくすることも可能で、それがみなさんがよくご存知の「ポモドーロテクニック」だと思います。
25分という時間の中で集中し、5分間の休憩で25分の中のふりかえりを行なうイテレーションなのです。
他にも週次レビューや月次レビューで粒度を大きくして分析することも可能だということです。